サービス内容 もくじ
アート翻訳ドットコムでは、大きく分けて2種類のサービスを提供しています。
- 海外アートマーケットへのアクセスのお手伝い
- 英文制作、翻訳のお手伝い
<海外アートマーケットへのアクセスのお手伝い>
こちらをご覧になり、メールでお申し込みください。
<英文制作、翻訳サービス>
ーーーただの翻訳じゃないってどういうこと??
まずは、サービスの流れをみてみよう!!
<サービス一覧>
なぜ、無料のオンライン自動翻訳では上手くいかないの?
無料オンライン翻訳サービスは、年々精度が上がり、簡単な文章なら、ほとんど正確に翻訳してくれるほどになりました。
たとえば、外国に旅行する時に、駅のホームページから、電車の運行状況についての文を翻訳したり、ホテルのレビューを翻訳したりするのには、非常に便利なツールと言えるでしょう。
しかし、アートの文章はもともと難解な表現が多く、オンライン翻訳では、まず、満足な結果は得られません。
とはいえ一番の問題は、そもそも英語がわからなければ、翻訳された英文が、正しい内容の英文になったかどうかがわからないところではないでしょうか。
そこで、その翻訳の精度をイメージするために、英語のステイトメントを、グーグルのオンライン翻訳サービスで、日本語にしてみました。
すると、ほぼ逆の意味に翻訳されてしまった文が、いくつかありました。
ここで使用したのは、私の写真作品”A Representation of Fictional War”という作品のステイトメントのこの一文です。
The images are not from our real experience of war but from the images from mass media.
グーグル翻訳では、次のように訳されました。
画像は、戦争の私達の実際の経験からではなく、マスメディアからの画像からではありません。
しかし、実際のこの文章の意味は、
そのイメージは、私たちの戦争の実体験から来るものではなく、マスメディアからきたイメージによるものなのです
となります。
グーグルが訳した「実際の経験からでも、マスメディアの画像からでもない」
と
本来の意味の「実際の経験からではなく、マスメディアからのイメージによるもの」
では、意味が全く違います。
また、この一文の翻訳が大きく間違っているせいで、それ以降の文章のつじつまがあいません。
せっかく海外で作品が発表されても、作家の意図が正確に伝わらないというのは、実に残念なことです。
もともと英語は、日本語と比べてはっきり明解なのが特徴です。その、はっきりした文章を翻訳しても、このように間違った訳文がでてきてしまうところを考えると、曖昧に書かれた日本文を挿入すると、翻訳精度が大幅に低下することはいうまでもないでしょう。
アートの文章をオンライン自動翻訳で正確に翻訳するには、まだまだ時間がかかりそうです。
五百円で世界進出!キャンペーン
このページは制作中です。数日お待ちください
日本語訳オプション(制作した英文に、日本語訳をつけるサービス)
「日本語訳も欲しい」とのお客様からの声をうけ、制作した英文を日本語に翻訳するサービスをご用意しました。作られた英文を日本語で読みたい方は、ぜひ日本語訳オプションをご活用ください。
注)
日本語訳オプションの日本語訳は、できるだけ英語の意味をとりやすくするため、「直訳」のみのサービスとなっております。
英語と日本語では、「良い文章」の基準がまったくと言って良いほど違います。私達の制作する英文は、欧米人にとっての良い文章を目標としています。そのため、ここでの日本語訳は、日本語としてはややぎこちないかもしれません。
あくまで、もとの英文の意味を理解するもの、としてお考えください
利用者の声:こだま美瑠兎さん
こだまさんは、アーティストステイトメントの質問表に回答するのに、不安を感じていた模様でした。
質問表の送信後、「私はステートメントを書くのはほぼ初めてで、難しいと感じる質問もあり、苦戦しています…。」というメールを頂き、とりあえず、書けるところだけ書いて送ってもらうという形になりました。
こだまさんからの質問表の回答を頂いた後、、もう少しお聞きしたい点が出て来たため、講師の白藤は、こだまさんとスカイプを通して電話をし、口答で作品についての質問をしました。
これは、その直後に、こだまさんから頂いたメールです。
スカイプセッションで、講師はステイトメント制作に十分な情報を得る事ができ、無事にステイトメントを書き上げる事ができました。
白藤講師に日本時間17日11時、予定通りスカイプセッションを担当していただきました。ありがとうございました。
面識がなく会話のみのセッションだったので緊張しましたが、講師のご丁寧な対応により無事に進行出来たと思います。予めメールで提出した「筆記Q&A」に基づいて白藤講師が用意した質問事項に答えることで意思疎通が強化されました。作家としての経歴・情報や作品にまつわる事柄を伝え、こちらの意図を講師がうまく汲み取ってくださったという実感があります。
文章が苦手な私のような人にとって、スカイプセッションは書類をより良い物に仕上げる為に大変重要な役目を果たすと思いました。当初からQ&Aに答える為に作品にまつわる情報を調べたり纏めたり等作業工程が沢山ありましたが勉強になりました。一連の作業は現時点における実力やアートシーンの中でどこに位置するのか等の視点で自身を客観視することができます。また今後の課題も鮮明になり大変良い機会となりました。
ステイトメントを作成するのは今回が初めてのことでしたが、私を含め日本にいる作家の多くはステイトメント作成を強いられておらずそれに慣れていないのではないでしょうか。それは日本のアート業界においてその重要性が乏しい土壌があるからではないかと感じています。
今回セッションを通して思ったのは、作家が海外を視野に入れ活動範囲の幅を広げる意識を持てばおのずとステイトメントの重要性に気づくのではないかということです。しかしそれを英文で書くとなるとハードルはぐっと高くなり自身だけでは到底無理な作業だと思い知らされます。
そんな時にアート翻訳ドットコムのような充実したサービスがあれば安心して書類を作成出来るので嬉しいですね。こだま美瑠兎