利用者の声:こだま美瑠兎さん

こだまさんは、アーティストステイトメントの質問表に回答するのに、不安を感じていた模様でした。

質問表の送信後、「私はステートメントを書くのはほぼ初めてで、難しいと感じる質問もあり、苦戦しています…。」というメールを頂き、とりあえず、書けるところだけ書いて送ってもらうという形になりました。

こだまさんからの質問表の回答を頂いた後、、もう少しお聞きしたい点が出て来たため、講師の白藤は、こだまさんとスカイプを通して電話をし、口答で作品についての質問をしました。

これは、その直後に、こだまさんから頂いたメールです。
スカイプセッションで、講師はステイトメント制作に十分な情報を得る事ができ、無事にステイトメントを書き上げる事ができました。

白藤講師に日本時間17日11時、予定通りスカイプセッションを担当していただきました。ありがとうございました。
面識がなく会話のみのセッションだったので緊張しましたが、講師のご丁寧な対応により無事に進行出来たと思います。

予めメールで提出した「筆記Q&A」に基づいて白藤講師が用意した質問事項に答えることで意思疎通が強化されました。作家としての経歴・情報や作品にまつわる事柄を伝え、こちらの意図を講師がうまく汲み取ってくださったという実感があります。
文章が苦手な私のような人にとって、スカイプセッションは書類をより良い物に仕上げる為に大変重要な役目を果たすと思いました。

当初からQ&Aに答える為に作品にまつわる情報を調べたり纏めたり等作業工程が沢山ありましたが勉強になりました。一連の作業は現時点における実力やアートシーンの中でどこに位置するのか等の視点で自身を客観視することができます。また今後の課題も鮮明になり大変良い機会となりました。

ステイトメントを作成するのは今回が初めてのことでしたが、私を含め日本にいる作家の多くはステイトメント作成を強いられておらずそれに慣れていないのではないでしょうか。それは日本のアート業界においてその重要性が乏しい土壌があるからではないかと感じています。

今回セッションを通して思ったのは、作家が海外を視野に入れ活動範囲の幅を広げる意識を持てばおのずとステイトメントの重要性に気づくのではないかということです。しかしそれを英文で書くとなるとハードルはぐっと高くなり自身だけでは到底無理な作業だと思い知らされます。
そんな時にアート翻訳ドットコムのような充実したサービスがあれば安心して書類を作成出来るので嬉しいですね。

こだま美瑠兎