バイオグラフィー(作家の略歴)

バイオグラフィーは、一般にバイオと略して呼ばれる、アーティストの略歴のことです。
こちらは、レジュメと違って、文章になっています。

アーティストの活動拠点や出身校、目立った活動などを、コンパクトにまとめて書かれます。
アーティストの経歴に関わらず、長過ぎるバイオは好まれません。よけいなことは一切書かず、できるだけ短く、要点のみが書かれてある文章が良いとされます。

<サービスの流れ>
メールでのご注文のあと、こちらから、バイオグラフィー用の「質問表」をワードの添付ファイルでお送りします。
その質問表に、できるだけ丁寧に答え、こちらにメールで送り返してください。
その質問表を元に、英文を制作します。

レジュメ(作家の履歴書)

アーティストレジュメはアーティストの履歴書のことをいいます。
ギャラリーで展示をするとき、公募に応募するときなど、多くの場面で提出を求められます。アーティストには欠かせない書類といえるでしょう。

通常1〜4ページほどで、コマーシャルギャラリーなどで一般に使用されます。
個展、グループ展、受賞歴、学歴などをジャンルに分けて、リストのように書きます。

<サービスの流れ>
メールでのご注文のあと、こちらから、レジュメ用の「質問表」をワードの添付ファイルでお送りします。
その質問表に、できるだけ丁寧に答え、こちらにメールで送り返してください。
その質問表を元に、レジュメを制作します。

インボイス (アート作品の納品書&請求明細書)とは

インボイスとは、納品書&請求明細書のことで、作品の販売が決まったら、コレクターなどの顧客に、アーティストが書いて提出します。
タイトル、制作年、メディア、エディションなど、いくつか必ず書かなければならない項目があります。
通常、インボイスにアーティストのサインはしません。

<サービスの流れ>
メールでのご注文のあと、こちらから、インボイス用の「質問表」をワードの添付ファイルでお送りします。
その質問表に、できるだけ丁寧に答え、こちらにメールで送り返してください。
その質問表を元に、英文を制作します。

サーティフィケイト オブ オーセンティシティ (作品の鑑定書)

作品がコレクターやギャラリーに売れると、「サーティフィケイト オブ オーセンティシティも書いて送ってほしい」と求められることがあります。
Certificate of Authenticity (サーティフィケイト オブ オーセンティシティ )
これは、アーティスト本人からの、作品の鑑定書のようなもので、作品が本物である事を証明する文章です。
この証明書には、プリントアウト後、アーティストの直筆のサインが必要となります。

<サービスの流れ>
メールでのご注文のあと、こちらから、サーティフィケイト オブ オーセンティシティ 用の「質問表」をワードの添付ファイルでお送りします。
その質問表に、できるだけ丁寧に答え、こちらにメールで送り返してください。
その質問表を元に、英文を制作します。

<納期>
通常:2週間
特急サービス:質問表の回答を受けとった日から4日

C.V. シーヴィー

シーヴィーは、ラテン語のCurriculum Vitaeの略で、アーティストの履歴書のことです。
レジュメと違うところは、シーヴィーの方が書く内容が多く、より細かいキャリアを、省略せずに書きます。
また、レジュメと違い、ページ数の制限がありません。
一般にレジュメの方がシーヴィーよりも枚数が少なくなります。
芸術大学、ワークショップなどの講師、その他、キューレーターやライター等の仕事に応募するときなど、よりアカデミックな場面で利用されます。

<サービスの流れ>
メールでのご注文のあと、こちらから、シーヴィー用の「質問表」をワードの添付ファイルでお送りします。
その質問表に、できるだけ丁寧に答え、こちらにメールで送り返してください。
その質問表を元に、英文を制作します。

利用者の声:HENGE 山路智生さん

アーティストステイトメントステイトメント納品後に、山路智生さんより、メールをいただきました。
山路さん、どうもありがとうございます。

ART翻訳ドットコム
大石貴子 様
白藤晋平 様

この度納品頂いた英文ステイトメントには私の意図が的確に、また端的に要約されており、大変説得力のある文章だと感じました。心より感謝いたします。

今回白藤氏から受けたヒアリングのプロセスは非常に丁寧で、クライアントの意図を可能な限り把握しようとなさる姿勢を強く感じました。

自分の作品について的確にプレゼンテーションするのは日本語でさえ容易ではありませんが、それを英文で記述するとなると諦めが先に立ってしまいます。アートの現場の最前線に携わる講師陣から丁寧・的確なご助力を頂ける貴サービスの存在は、アートシーンをより豊かにする上で社会的意義が非常に大きいと思います。

世界中で日々生み出されているアート作品群の中に優れた作品がどれほど多くあろうとも、言語の壁が理由でその素晴らしさが見過ごされるならば、それは実に不幸な状況です。アートが真に公平で寛容な文化活動なのであれば、言語が発展の障壁になってはならないはずです。

この度は大変お世話になりました。重ねて心より感謝いたします。
HENGE 山路智生

アーティストステイトメント:サンプル:こだま美瑠兎さん

アーティスト、こだま美瑠兎さんの、ドローイング作品全般に対するステイトメントです。

質問表に答えてもらい、さらにスカイプセッションで詳しく作品について話し合って、このステイトメントが仕上りました。

こだまさんの作品は、こちらの彼女のウェブサイトでご覧になれます。
http://studiomirto.com/

Artist Statement
Mirto Kodama

In his Social Contract (1762), Jean Jacques Rousseau wrote, “Man is born free, and everywhere he is in shackles.” My drawings explore themes of aesthetics and fetishism through the binaries of freedom versus restraint, Eros versus Thanatos. I studied dressmaking in college, and began researching beauty and the oppression of the female body by studying the history of corsets and their manufacture. Corsets simultaneously embody the male idealization of the beauty of the female body, while also representing the woman’s desire to objectify her own body for that same male gaze. Beauty can bring freedom but at the cost of self-inflicted restraint and oppression. These concepts of beauty and their relationship with the physical, emotional, sexual and social oppression of the female body and psychology motivates my work.

Expanding from this experience and inspired by aestheticism, sadomasochism, and fantasy literature, I create stories within my drawings. My work reflects the aesthetics of Tatsuhiko Shibusawa, a Japanese translator of French literature who is known for his translation of the Marquis de Sade's books. The female figures in my work are sexual and seductive, their bodies deformed. The large breasts and seductive pin-up-girl poses of the figures represent objectified sexuality. The excruciatingly thin arms and legs emphasize the dangerousness and fragility of objectified sex. In a reference to 1950s French erotic novels such as “The Image” by Catherine Robbe-Grillet, I use roses as a motif to represent eroticism, aestheticism, and danger. My deep interest in this literature and the references to them within my work adds another dimension to the narratives.